入居前から、大家に対して不信感を持ってしまった。
その御蔭で、来る退去日まで、大切に記録を残そうと思った話。
「気になる箇所はチェックして下さいね。築年数も経っている物件ですので、ある程度はご考慮していただいて…」っと、内見の際、案内してくれたC株式会社のお嬢さんに言われた。
古い物件、ある程度は考慮する
古いのは理解して借りるつもりなので、その点は考慮させていただくつもりだったし、傷の目立つ床も、ボールが転がる程の傾いた床、洗濯機置き場兼脱衣所の壁紙の大きなキズ、壁にある釘の跡、湿気による壁紙の剥がれ、キッチン換気扇フードのひどい擦り傷、et cetera…。諸々、気にしないで暮らしていくつもりだった。
10月29日に契約書にサイン時に、寸法取りをしたかったので、鍵を借りて借りる家に向かい、寸法を取りながら、気になる箇所のチェックと写真撮影をした。
エアコン内部の壮絶な汚れ

このエアコン写真をよ~く見てもらわなくても、わかるかな? エアコンの内部、汚れてるよね?汚いよね???
これ、2024年10月29日撮影で入居前なのである。
これだけ汚れていれば、エアコンを付けた時に、絶対カビ臭かったりする筈だ。10畳のリビングに6畳用のエアコンが設置されてても、文句は言わないが、この汚れのままエアコンを使う気にはなれない。
台所のシンク上に、ハウスクリーニング済みの紙が置かれているから、ハウスクリーニング済みの物件ということになる。エアコン内部の汚れを気になる箇所として連絡しておかなければ、入居した後は、こちらが汚したと言われてしまう。C株式会社に鍵を返しに行った際に、この写真画像を見せて、気になる箇所として報告した。
「わかりました。」と、
対応してくれたセールスマンからは、何も言われなかったのだけれど、後日電話が来た。
どケチ大家認定事件
「エアコンの内部クリーニングの件なのですが…」って。
言葉は丁寧だったけれども、要は、大家負担で掃除をしろって言うなら、出ていく時に入る前の状態にするために、エアコン内部のクリーニング代を別に徴収するけど、それで良いんだな?って言いたい訳である。
契約時にハウスクリーニング代を徴収されている。それは何?その金額は何なのだ?
ハウスクリーニング代を徴収しといて、この程度の清掃しかしないのか?風呂のカビ、トイレの隅の壁紙のカビ、etc…これで清掃したって言えるのか?
キレイに使ってたとしても、徴収するかのような物言いに、本来大人げない私の腹黒さが顔を出し、目をつぶって暮らしていくつもりの気持ちが、ぺしゃんこになりそう…
真ん中に仲介業者(C株式会社)がいるので、大家と直接話したワケではない。でもその言い方にとてつもない不信感を持ったよね。為人も知らないうちに、高圧的な物言いをされたので、10畳のリビングに6畳用のエアコンが付いてることに気がついた時の感情も相まって、私の中で、大家はどケチで銭ゲバ認定。引っ越しの挨拶に訪ねようと思ったが、その気持はぺしゃんこになって吹き飛んだ。
国土交通省によるガイドライン
大家の言い分は、ガイドライン的にどうなんだろうか?

退去時のエアコン内部のクリーニングはどちらが負担するの?
国土交通省のガイドラインがあれば教えて

退去時のエアコン内部のクリーニングについて、国土交通省の「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」によると、通常の使用による消耗や経年劣化に関する費用は賃料に含まれるため、賃借人(入居者)が負担する必要はありません。
ただし、賃貸借契約に特約がある場合や、賃借人の過失による汚損や故障がある場合は、賃借人が負担することがあります。具体的な負担範囲や条件については、賃貸契約書をよく確認し、必要に応じて貸主や管理会社に確認することをおすすめします。
ガイドラインの詳細については、国土交通省の公式サイトで確認できます。こちら
普通さ、人様に家を借りといて、風呂釜とか浴室内とか、借家に設置されてる全ての備品に対して、粗略に扱う人は少ないと思うんだよね。入居期間中は、借り物なんだからと、清掃も怠ったりしないよ。
国土交通省の「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」によれば、通常の使用によるエアコン内部の汚れや劣化は賃借人の負担ではなく、貸主の責任。っとなっているので、入居中は定期的に清掃を怠らないようにしよう!って固く固く決意した。そして、入居日、荷物を搬入する作業に入る前に、気になる箇所は全部写真を撮ったよね。退去時にあれ直せ!これ直せ!って言われたら、堪たもんじゃないやい!!
因みに、エアコン内部の写真画像を載せよう。暖房を使用していないから、当然汚れていない。
どれだけ放置したらあれだけ汚れるんだか…
