今日、単身赴任の主人と電話で喧嘩になった話。
いや。正確には、主人が一方的に逆ギレ散らかしただけの話なんじゃないかと。
主人は、恣意的な人だと思う
恣意的
自分の思うままに振る舞う心。気ままな考え。「選択は—に任せる」「—的判断」
[形動]気ままで自分勝手なさま。論理的な必然性がなく、思うままにふるまうさま。
辞書で調べると、ネガティブな意味合いが相当に強い気がするんだけれども。主人を表すコトバを選ぶとしたら、恣意的。良くも悪くもこの語が一番しっくり来る。良い意味で言えば子どもがそのまま大人になったような人で、大人になれば誰もが身に着けるであろう鎧を持ち合わせていない。自分の好みや意見、感情のままに行動したり、決定したりする純粋なる子どもそのもの。
キレ散らかされた今日は、ネガティブな意味合いが強くて全然OK!。何なら、むしろネガティブな意味合いだけで良いくらいの気分で、怒りの矛先に7DTDのゾンビに名札を付けて打ち負かしたいくらいだ。

しばらく7DTDで遊んで、怒りのボルテージも下がったので、現実逃避から戻って、今日のことを振り返ってみる。
どれだけ架空主人を叩き伏せても、答えは見つからない
主人は、まず、人に指摘されることを極端に嫌う。
その場しのぎに彼自身で作り上げた結論や決定をするが、完遂はおろか実行すらしない。
多分、その時の気分のままに生きてるから、その場しのぎに作り上げた結論や決定事項さえも、時が過ぎれば忘れてしまうのだろう。実行すると思っているこちらが、指摘すると急に不機嫌になって逆ギレする。
会社の後輩達とプライベートな集まりがあった。
出かける数日前に、「〇〇があるから、行ってくるからね。終わったら帰るからね~。」と。報告があった。
「用事は終わったけれど、後輩と昼飯喰ってから帰るわ~」と次いでの連絡があった。ところが15時を過ぎても、帰宅の連絡がない。何かあったのでは?と思い、メールをすると、「今やっと席につけた。今から食べるとこや。」っと少々荒っぽい返答に、こちらもカチンと火打ち石から火種が飛ぶ。家族で外飯する時30分待つだけでも嫌がる彼が、3時間待ちもするとは考えられない。その違いに疑問が湧き、カチンカチンと火打ち石が次々とクリアになっていない過去の問題に火をつける。
再婚の壁:子あり夫婦の課題
子あり同士の再婚には、何かと問題が発生する。子どもの事で相談するのは当然なので、そんな事で腹を立てるつもりはない。彼の問題は秘密にしたがることなのだ。彼がいつも何かを隠そうとするたびに、胸に小さな棘が刺さる感覚を覚えるのだ。
前妻と連絡を取ったことや、子ども達に会ったこと。
「〇〇さん、進学なのかな?最近連絡取ってる?進路とか聞いてるの?」と訊ねると「取っとうへんわ!携帯見たらええやろ!」とキレて携帯を投げて来て喧嘩が勃発。
怒って飛び出してこちらの連絡にも一切の返答がないまま数日が経過する。
後日、「やってもないこと、畳み掛けられるとキレんねん…」と、問題点をすり替え、連絡を取り合ってるかどうかの返答を有耶無耶にしたまま、彼は自身の望む着地点で話はついたと思っている。
携帯電話の発覚と疑念
数年後、前妻から渡された連絡用の携帯電話を隠し持っていることが発覚した。私の中でパズルのピースが一気にはまっていく感覚がした。そりゃあ、投げてよこした私名義の携帯ではやり取りしていないんだから、連絡を取ってないって言い切れるわけだ…
上げだしたらキリがない。キーボードを打っていて、今なおクリアになっていない問題に胸が痛くなる。
…っとこんな彼の過去の行動から、困った時には、その場しのぎの嘘をつくというスキルが発動していると思っている。だから、何の理由もなく、3時間待ちもするとは考えられないのだ。
16時に「ご飯終わった。これから帰る」という連絡が入った時に、私の中のゴングが鳴った。
疑念を呼び起こす行動
電話をかけ話を聞くと、そのプライベートな集まりに女性が参加していて、集まりが終わった後の昼飯喰ってくるわ~にその女性も参加していたのだ。なるほど。家族では我慢できないのに、3時間待ちもできる心境であったわけだ。
念の為に書いておきたいが、私が言いたいのは、後輩でもない女性が参加する集まりに行くことに文句があるわけではない。それを秘密にする彼の心に対して疑念が生まれているということを言いたいのだ。
なぜこんな些末な事さえ秘密にしたいのか?秘密にされるとどう感じてるのか、その事を話しているのに
「言えば文句ゆうやんか!」と大きな声になりだす。
「こんな大きな声で周りに迷惑や!」と、大きな声で怒り出す。
「ああー!もうイーってなっとるから、話してられへん!!」と一方的に電話を切ってしまった。
秘密がバレて、居心地が悪くなって大きな声で逆ギレして、一方的に電話を切る。いつもと同じパターンだ。数日はこちらがどんなに電話やメールをしても拒否をする。だから私は、ゾンビに彼の名を書いた名札を付けたいのだ。
繰り返される秘密と怒り:夫婦って本当に難しい
夫婦って、本当に難しい。今日は些細な秘密が原因で怒りと疑念が積み重なり、また一つ関係が揺らぐ瞬間を迎えた。日常生活の中で起こる小さな摩擦が、時に雪だるまのように膨れ上がり、私たちの間に大きな溝を生む。そんなことが繰り返されるたびに、「夫婦とは何なのか」「信頼とはどう築くべきものなのか」と自問自答する日々が続いている。
たとえ些末な事でも、それを秘密にする行為が信頼を揺るがすのは紛れもない事実だ。どれほど小さな嘘や隠し事であっても、それが積み重なるとき、相手の意図を探りたいという衝動に駆られる。そして、それが正当であればあるほど、その答えが見えないことへの苛立ちが募る。
もちろん、夫婦という関係は二人の個性や価値観が交錯する場所だ。一人が完全な正解を持つことはなく、相手を理解しようとする過程そのものが、きっと夫婦としての試練なのだろう。ただ、それが時に、どうしようもない難しさを感じさせるものになることは否めない。
今日の出来事は決して特別ではない。些細なことが原因で、お互いの気持ちをぶつけ合うのはどの夫婦にも共通するものかもしれない。それでも、この複雑な関係性の中で、どうやってお互いの気持ちに寄り添い、進んでいけばいいのか。その答えはまだ見つかっていない。
夫婦という関係が持つ“難しさ”には、きっと普遍的なものがある。それでも、こうして問題に向き合い続ける日々の中で何かを掴むのではないか、という希望も少しだけ感じている。簡単な答えはないけれど、この関係について考え続けること。それこそが夫婦としての第一歩なのかもしれない。
だから今はただ、思うのだ。「夫婦って本当に難しい」と。