今年は何もかも値上がりしてるけど、野菜だって例外じゃない。家計の助けになるように、何かを栽培しようにも今年は雪が多いし、毎朝毎晩氷点下。じゃがいもの袋栽培も、種蒔きも、今の状態ではできないね。
そこで思いついたのが、再生栽培(リボベジ)ってやつ。
再生栽培(リボベジ)は、家庭で出る野菜の切れ端や根っこを使って新しい野菜を育てる方法のこと。食材を無駄にせず、手軽に気軽に家庭菜園を楽しめる。
長ネギの再生栽培
家の中で、例えばキッチンの明るいスペースとか、出窓の空間とかで小さく始められるから、外が寒いこの時期でも、長ネギ・小ねぎ・浅葱なんかは比較的カンタンに再生栽培できる。



長ネギならこんな風に、根っこから白い部分をちょい多めに残すように切って、根の部分にほんの少しあたるくらいの少量の水に漬けておけば、この写真3みたいに根っこが再生する。
ここで注意なのは、根の部分をたくさんの水に漬けたたままにしたり、根っこが出てくるまでは定期的に水を換えてあげないと、びっくりするくらい臭いニオイを放つようになるから気をつけて。

根っこが出てきたら、立派な鉢やプランターを用意しなくても、適当な容器の下に穴を開けて、土を半分くらい入れる。そこにネギを並べて、根っこが隠れるくらい土を被せる。
長ネギが伸びてきたら軟白化させるために、土を足していけば良いの。そうすると、売られている長ネギみたいに、大きくはならないかもしれないけど、白い部分がちゃんとできる。
私が使った容器は、業務スーパーで売ってるバケツ入りクッキーのバケツ。
一袋10個のバタークッキーが14袋も入って498円(税抜)。深めの容器なので、可愛らしいサイズの長ネギに成長すると思うの。
ちなみに根っこを生やす工程をやらずに、そのまま土を被せる工程まですっ飛ばして、根っこが出てきてない状態でも、そのうち元気に伸びてくる。
長ネギの成長記録 2025/02/21

長ネギを植えたのが2月13日。8日間でこれだけ伸びました。朝晩は室内でも4℃以下になった日もあったのに、ここまで伸びるんです。感動でしょ~。
そろそろ土寄せ(一回目)をしても良い頃ですな~。

ということで、土寄せ後のお写真。
土寄せする理由は、長ネギの白い部分を増やすことが目的なので、一番左に写ってる長ネギの白い部分まで。ネギの頭頂部にかからないように土寄せするよ。
こうやって土寄せを繰り返すと、今緑の部分がだんだん伸びてきて、立派な長ネギになるんだよ。
長ネギの成長記録 2025/02/28

2025年2月28日、今日の長ネギの様子。2回目の土寄せ完了後の写真。15日で随分と大きくなってきたと思う。
一番左の根出しをしなかった長ネギの成長だけが、微妙。根っこが生えてきてるのか、掘り起こして確かめたいのを我慢してます。(^_^;)