愛知在住の頃、我が家がいつも買っていたネギは、アサツキ。麺類の薬味だったり、卵焼きに入れたり、納豆にいれてみたり。長ネギよりも、小ネギよりも、使い勝手が良かったと思っているヒノキヨです。
しかし、東北に引っ越してきて、とんと見かけなくなってしまったと思って調べてみたら、アサツキは山形県、福島県、広島県が主な産地。お隣の県2ヵ所も生産してるのに、スーパーで見かけないのはなんでだろう?
アサツキとワケギの違い
ネギは「ユリ科ユリ属」または「ネギ科ネギ属」に属する野菜で、品種は500種類以上あるらしく、日本で食べられる種類は「根深ネギ」と「葉ネギ」と「地方ネギ」の3種類に分類されてるみたいで、私が好きなアサツキは、葉ネギに分類されている。混同されちゃうワケギも葉ネギに分類されている。
【アサツキの特徴】
葉が細く、直径は2~3mmほど。葉の色が鮮やかで香りがよく、辛みが強い。
ネギやワケギよりも臭味が少ない。寒さに強いため、寒冷地での栽培にも適している。
【ワケギの特徴】
葉が太く、直径は7mmほど。ネギよりも穏やかな香りと上品な風味が特徴。
甘味が強くて辛みが少ない。寒さに弱いので、寒冷地での栽培には耐寒性のあるアサツキがオススメ。
浅月。これもアサツキ?

先日道の駅風の産直市場でみかけた浅月をみたらますます混乱してしまった。
これは、長ネギ?ワケギ?アサツキ?浅月???教えてコパ先生!

もしかして、アサツキとワケギを間違えて覚えてしまっているのか? それぞれの特徴と相違点を分かりやすく説明してくれる?

もちろんです。
アサツキとワケギはどちらもネギ科の植物ですが、それぞれに特徴と相違点があります。
アサツキ (Allium schoenoprasum)
- 特徴: アサツキは小さな球根を持ち、細くて長い緑色の葉を持つ植物です。風味は柔らかく、やや辛味があります。主に薬味として使用されます。
- 栽培: 冬でも比較的耐寒性があり、早春から夏にかけて収穫されます。
- 用途: 料理のトッピングや薬味、サラダに使われることが多いです。
ワケギ (Allium wakegi)
- 特徴: ワケギはネギとタマネギの交配種で、やや太くて短い緑色の茎を持ち、風味はネギに似ています。葉の部分とともに茎も食べられます。
- 栽培: 主に秋から春にかけて栽培され、寒さには強いが、極端な寒さには耐えられないことがあります。
- 用途: 味噌汁や炒め物、鍋料理に使われることが多いです。
簡単に言えば、アサツキは細くて長い葉を持ち、柔らかい風味が特徴ですが、ワケギはやや太くて短い茎を持ち、ネギに近い風味を持っています。それぞれの用途も異なりますので、料理に応じて使い分けると良いですね。
アサツキを植えてみる
コパ先生に訊いても、画像がないからイマイチ分かりづらいね…。埒が明かないので、種球を買って栽培してみることにして、実は2月13日に長ネギを土に植えた日にアサツキも植えてみていた。



メルカリショップで売られていたアサツキをかったんだけど、根っこがもじゃもじゃで、びっくり。このまま植えるとプラ容器から根っこがはみ出るから、長い根を切り揃えてから植えてみた。しかしこんなに細いのが届くなんて、写真詐欺だ。



今日2/27に撮った写真のアサツキと、産直市場で売られていた浅月は、やっぱりどうも違う気がする。買った浅月には根っこがしっかり付いてるんで、この浅月もリボベジしてみようと思う。