やっと少し暖かくなってきたな~。と、悠長に構えてたら、もう20℃超えする日も…
ヤバい!慌ててスナップえんどうの袋栽培に着手しなくちゃ。
スナップえんどう(英: Snap pea)はマメ科の野菜で、日本には1970年代にアメリカ合衆国からやって来た。その名の由来は、英語の「snap(パキンと折れる)」からきているんだとか。
愛知県に住んでいた頃は、スナップえんどうの種まきは、秋(10~11月)蒔きして、越冬させ、収穫時期は4~6月だった。スナップえんどうは暑さに弱い作物で、冷涼な気候を好むため、気温が高くなると生育が遅くなったり、花が咲きにくくなったりすることがあった。
東北に引っ越してきて、初めて栽培するスナップえんどうは、成功するのか?
プランターを買わずにできる袋栽培に挑戦する
実はプランター栽培が苦手なヒノキヨ。
実は、過去にいろいろな野菜づくりを何度か挑戦してみたものの、プランター栽培では失敗続き…
プランター栽培は場所を取らず、管理が簡単なため、初心者でも気軽に挑戦できる方法だと思うんだけど、土の量が少ない場合、乾燥しやすかったり、水分の管理が難しかったり、小さな囲いの中で、根が十分に広がらないから、貧弱な野菜になって、思い描いた収穫量が期待できなかった。
そこで今回は、袋栽培に挑戦することに決定。袋栽培は、プランターを買わずに手軽に始められるだけでなく、エコでコストパフォーマンスも抜群。土の量が十分に確保できるため、根の自由度が高く、これまで以上に豊作が期待できるかも? 買ってきた土の袋をそのまま利用する手法で、さっそくスナップえんどう栽培をスタート!
スナップえんどう 栽培準備
- 培養土 (20L程度のもの推奨)
- 栽培用の袋 市販の栽培バッグや、肥料袋、培養土の袋、土のう袋を再利用してもOK
- 支柱 つるを支えるため、つるあり品種の場合は1.5~2mの支柱を数本用意
- ネット 100均に売っている
- スナップえんどうの種 もしくは スナップえんどうの苗
- 追肥用肥料 マメ科なので、窒素はいらない。カリとリンを追肥する予定
スナップえんどうを育てよう
- 袋の準備
袋の底に穴を開ける:排水性を確保するため、袋の底に数か所穴を開ける。
袋を立てる:袋を立てた状態で、上部を切り開く。
土を整える:袋の中の土を軽くほぐし、土を抜く。
袋の上部を織り込む:土を抜いて、上部を外側に織り込む。 - 植え付け
苗の場合: 苗を購入した場合は、袋の中央に植え穴を掘り、苗を植え付ける。根鉢を崩さないように注意。
種の場合: 種をまく場合は、袋の中央に3~4粒の種をまき、軽く土をかぶせる。 - 水やり
植え付け後はたっぷりと水をあげる。
その後は土が乾いたら適宜水やりを行いますが、過湿にならないよう注意。 - 支柱とネットの設置
苗が成長してきたら支柱を立て、ネットを張る。 - 追肥
スナップえんどうは窒素を自ら供給するため、肥料は控えめで大丈夫。
花が咲き始めたら、追肥。 - 収穫
花が咲いてから約20日後、さやがふっくらしてきたら収穫のタイミング。
今回私は、スナップえんどうの苗を2つ購入。25Lの培養土と、つるを這わせるためのネットを用意。つるを這わせるネットは、雨除けから垂らす方法を思いつき、支柱を使うのをやめた。

追加
培養土1袋につき、ひと苗を植えてみたが、愛知県時代の菜園のお師匠さんに、写真画像を送って指示を仰ぐと、
「その量の土なら、もう1株ずつ追加しても良いかもな~」と言われたので、遅れ馳せながら、苗ポット2つで種まきしてみた。苗ポットである程度大きくなったら、横っちょに植えてみるつもり。時差で収穫できれば嬉しいな~。